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Fund Report No.06.09
  ロシア沿海地方、絶滅危惧種アムールヒョウと
人間の共存に向けた情報・知識の普及
助成先
特定非営利活動法人 国際環境NGO FoE Japan
助成分野
情報・知識の普及事業
助成金額
1,500,000円

ロシア沿海地方のアムールヒョウ(森林開発や密猟により減少、IUCN絶滅危惧種)の絶滅防止を目的として、ヒョウと人間の共存へ向けた国際的な連携を構築し、情報普及を図るべく事業を実施した。

具体的には、生息環境・現状についての情報収集(石油パイプライン建設計画が彼らの個体減少に対する眼前の脅威として浮上)、パンフレット作成(日本語パンフレット「タイガの森を守れ!」を作成)した。6月には現地を訪問し、自然然保護区の研究者・レンジャー・地元NPOとヒョウの生息状況と保護のニーズについての情報交換を行ったほか、日本国内から募った現地へのメッセージや寄付を届けた。このほか、ヒョウの危機と保護への支援を呼びかける日本語冊子『知ろう まもろうアムールヒョウ』を作成し、同タイトルのHP公開と配布を行った。

特定非営利活動法人 国際環境NGO FoE Japan

国際環境NGOのFoE (地球の友)インターナショナルの世界ネットワークの一つ。発足以来、地球にやさしいエネルギー利用、反核、森林保護などに取り組む一方、シベリアの生態系保護に取り組む「シベリアプロジェクト」、開発途上国での開発プロジェクトに対する環境社会配慮を提言する「開発金融プロジェクト」などに積極的に関わる。

Up Date:31/Jan/2008