スマトラ島西スマトラ州において、地元住民が「村落林」の法的ステイタスを手に入れ管理を持続的に継続していくために、キャパシティービルディングの支援活動を発展的に継続させカンパール半島の対象コミュニティでの具体的な生産活動を支援し、生態系再生コンセッション含むコンセッション発給をめぐる、コミュニティと政府/企業の軋轢緩和の活動を行った。

具体的には、１） カンパール半島のREDD+事業(計画)のモニタリング、２）｢村落林｣の申請支援（住民へのコンサルや、隣接コミュニティとの意見調整や森林利用の状況をヒアリング、県政府林業局との協議、「村落林」予定地でのGPSによるマッピングと生態調査）、３）カンパール半島における伝統的コミュニティにおける代替経済のサポートのフォローアップとして、テルク・ビンジャイ村のハンディクラフト制作のためのミシン購入や、有機農業のためにポンプとパイプを設置した。